高野山

というわけで行って来ました。

発05:30 家
着12:50 高野山
乗り換え7回、新幹線にケーブルカー使用。トイレ大(難産)1回、駅ダッシュ1回、延べ7時間20分の旅でした。
以下写真多めです
写真の高野山駅からバスで山道をちょいと走らないといけないのですが、写真にもうっすら写っている青い灰皿の横でのんびり煙草を吸いながら「次のバスでいいやぁ〜」と目の前でバスに駆け込む人たちを眺めていたら、その後40分も待つことになり後悔。やっとこさ出発した「臨時」と書かれた何故か自分一人しか乗っていないバスで女人堂に到着。

まだ高野山が女人禁制だった頃、女性はここで修行に励んだそうな。ここで、前回時間切れで貰えなかった御朱印を…と思ったのだが、社務所のおじさんが爆睡している。恐る恐る声をかけるとすぐ目覚めニコニコと対応してくれた。僕の御朱印帖をパラパラと眺め、もう1つ貰えていなかった徳川家霊台までの道を教えてくれる。「そうやねぇ、まっすぐ行って、兄さんぐらい(の足)だったら4,5分もあればつきますよ」との事。まっすぐ行くのはこの道。

ここからが女人禁制だった高野山のエリア。徳川家霊台でもさくっと御朱印を貰ってから霊屋を見学しているあたりで先ほどからポツポツ降っていた雨が本降りになり始める。次の目的地奥の院までは結構距離があったので、開いているのかよく分からないみやげ物屋に駆け込み傘を購入。その後とんでもない土砂降りになったのでこの選択は正解だった。
で、途中「ビルマ戦没者慰霊塔」*1に寄り、一の橋へ到着。バスでは中の橋まで行けるが、時間があるなら一の橋から奥の院までの道約2キロを歩くの強くおすすめします。ほんとにここはすごい。写真じゃいまいち伝わらないのが残念だが、ほんの少しでも雰囲気が伝わればいいかと。
一の橋

ここから2キロ、木と墓石に囲まれた石畳の上を歩く。



折からの雨で霧が出ており、とても幻想的な雰囲気。木と苔と石の香りが立ち込めており、まさに異界。自分の使っているデジカメ(FinePixF10)ではどうも明るく写りすぎてしまうのだが、露出を絞ってどうにか肉眼で見た風景に近い色合いが出たのがこれ。

普通にAutoでとると

全然雰囲気が違うのだが、暗くて見辛いのなんなので、もったいないなと思いつつAutoで撮影することに。PCで確認するとがんばってマニュアルで撮っておけばよかったと激しく後悔。写真はほんと難しい。つーか次はcanonnikonにしよう。



奥の院に到着し(奥の院は写真撮影不可)3年前買ったお守りを返してまた新しい物を購入。これが結構よく効いているような気がするのでやめられない。参拝を済まして御朱印を貰いに。「これ、もう書いてますけど、もう一回書くんですか?」と聞かれたのだが、同じ場所で複数回貰うってのは変なのかな?本来、納経した時に貰うもので、今は参拝すれば記念に貰える物なので(参拝する前に御朱印を貰いに行くと、「書いておきますからその間にどうぞ参拝してきて下さって結構ですよ」とかやんわりと言われるところもある。言われなくてもするけれど)行く度に貰っていいと思うのだが。財布の心配でもしてくれたんだろうか。それともただ単に「ダブるけどいいの?」って意味だったんだろうか。
まぁそんなことはいいとして、最近元気のない祖父母にお札を購入。空海好きの信心深い祖母ははるばる高野山まで行って購入したお札を送ってあげると元気になり喧嘩もおさまるのだ。すばらしい。
まぁさらにそんなことはいいとして、おすすめスポットその2の休憩所でセルフサービスのほうじ茶を飲み一息。ここがまた楽しい。


一風変わったセルフサービスであるなぁ。柄杓でお茶をザブザブと。
そんなこんなで帰りは中の橋からバスに乗り高野山駅へ。中の橋へは近いので楽ちんです。高野山駅から京都まで3時間程かけて帰り、まぁ色々とあって就寝。その辺の話はまた後日。
オチ

敵に対する敬意っていうのかな。大事ですよね。って違うか。

*1:高野山に行った時は必ず寄る。おすすめスポット