メモリアルカルチャーを諦めた件

ハイドロボールの変わりにゼリーを使用する、いわゆるメモリアルカルチャーで育成していたアスパラガスナナス9月5日の日記の枯れ方がひどい。植物自体に問題があるのか。どちらにせよこのままでは死んでしまう。「アスパラガスナナスが死んでしまう。皆で助けよう」とデーブ大久保コーチの声が聞こえてきたので緊急に対策を講じることに。

といっても何をどうしていいのか分からない。分からないのだが、手をこまねいていても仕方がない。ない知識を総動員し恐る恐る手を下すことに。まずは枯れた枝を鋏でチョキン。その後ゼリーから引き抜いて根をチェック。

これは…
触るとブヨブヨしていたので完全に根腐れを起こしている模様。弱冠青いのはゼリーの色だと思われます。比較的元気な方の根と比べてみると一目瞭然。

というわけで、ぐちゃぐちゃに腐っている根も鋏でチョキン。
綺麗に整えた物と切り落とした枝


このあたりから吹っ切れてノリノリになってきたので、葉先を枯らしてしまい困っていたテーブルヤシ(いつぞや、アジアンタムと呼んでしまったあいつ)も鋏でチョキチョキ。一昨日立ち読みした本には、「ヤシ系の枯れた葉先は鋏で切って見た目を整えましょう」と書いてあったからきっと大丈夫なはず!!

ほこりが積もっているのがはっきり写っていて恥ずかしいが、かまうものか。
そして再び、アスパラガスナナスの処置に取り掛かる。流水で綺麗に洗いハイドロボールに植えなおす。何故か三株に分かれたのを二つの鉢に分け、図らずも株分け状態に。同じゼリーに漬け込んであったディフェンバキアも植えなおし、これにてメモリアルカルチャーからの脱退は終了。

お疲れ様でした。

見た目は綺麗なメモリアルカルチャー。でも植物を生かすのには向いていないように思う。ゼリーは水分がなくなるとどんどん痩せていき、水を一杯に入れると元の大きさに戻るけれど、いちいち面倒。根も固定されず、ゼリーが痩せてくると植物が傾いてきたりと綺麗なのは最初だけってかんじでしょうか。切花なんかを挿しておくには向いているのかも。
個人的には、ヒヤシンスの水栽培にでも使ったらどうだろうかと思っているのだが。やってみようかしら。