図書館のリクエストカード

 半ニート生活を満喫している身分として、そして七夕に免許皆伝もとい普通免許を習得した身として、平日の真昼間に優雅にカーラジオなんぞを聴きながら車で近所の図書館へ通うことが多い。
 しかし残念なことに、近所の図書館は大した規模ではなく、当然蔵書も魅力的とは言いがたい。
 そこで先月、ふと利用してみたのが「リクエストカード」
 どこにでもあるものだとは思うが、一応説明しておくと、「リクエストカード」なるものを記入して提出すると、その図書館にない本を熱烈に望む場合(別になんとなく望む場合でもいいがなんだかその程度の情熱でわざわざ手間を取らせるのも申し訳ないような気がするのは税金を払っていない身分ゆえだろうか)、近隣の図書館からの取り寄せ、もしくは新規に購入してくれるというものだ。
 これが当たった。いくらなんでもそう簡単に買ってはもらえないだろう。そんな駄々こねたもん得みたいなシステムあるわけがない!そう思っていたのだが。実は前のエントリーで紹介した「チャイルド44/トム・ロブ・スミス」もリクエストカードによって新規に購入してもらったものを借りて読んでいたり。2週間ほど待ったのだが、なるほど、文庫なら意外と簡単に購入してもらったりするのかな?と思ったり。というのも、もう一冊ハードカバー(ソフトカバー?)のこれ

戦争は女の顔をしていない

戦争は女の顔をしていない

をリクエストしていたのだが図書館からの連絡はなし。そうか、さすがに値がはるものは駄目か。そう諦めていたのだが今日の昼頃図書館から連絡があり、新規購入したので取りにこいと。リクエストしてから約1ヶ月ちょい。まさか連絡があるとは思っていなかったので小躍りしながら速攻で図書館へ。
 リクエストカードの処理が内部でどうなっているのかは全くわからないが、よっぽど妙なリクエストでないかぎり対応してくれるものなのだろうか?時間はかなりかかるようだが俺の読みたい本を買ってくれる人がいるということに感動を覚えた。とまぁそんなお話。ただ単に運がよかっただけなのかもしれないけれど、すこぶる上機嫌な自分はしばらくやみつきになりそうです。